ED(勃起障害)とは
勃起が不十分で満足な性行為ができない、または勃起状態を維持することができないという場合ED(勃起障害)と診断されます。この原因は必ずしも加齢によるものだけとは限らず、大きく心理的要因(心因性ED)と器質的要因(器質性ED)に分類され、これらが混合している場合(混合性ED)もあります。
心因性EDとは、精神的な理由で起きるEDのことで、原因として性行為に対する不安や緊張、嫌悪感、パートナーとのトラブル、精神的なショックなどといったものがあります。また器質性EDは、勃起に関係する脳や脊髄などの神経系の障害、陰茎の異常(ぺイロニー病 など)、性ホルモンの異常(精巣機能不全 など)、血液が陰茎に流入しない(レリッシュ症候群 など)といったことが引き金となって起きるEDのことです。これらが原因となって、陰茎は十分に硬くならずに膣内への挿入が困難になる、もしくは性交中に勃起が維持できないという場合もEDの対象となります。
EDは上記のような原因で発症しますが、これらを引き起こす最たるリスク要因として考えられているのが加齢で、このほか糖尿病や高血圧、心血管疾患などの病気、肥満や運動不足、喫煙といった不摂生な生活習慣が関係していることもあります。
検査について
患者様の症状や訴えを聞き、EDが疑われる場合には検査として問診を行い、さらに他の疾患との鑑別、ED治療薬の適性などを含めた検査として、採血(血液検査)、心電図なども行われます。その結果、治療が必要と医師が判断すればED治療薬が処方されます。なお、ED治療薬には重複してはいけない禁忌薬がありますので、現在お薬を処方されている方は投薬内容が分かるお薬手帳などがあればご持参ください。
治療について
ED治療薬にはPDE5阻害薬を用い、その中にはバイアグラ、レビトラ、シアリス、バイアグラジェネリックなどといった種類があります。ただ、どの薬も一時的に勃起を維持させる効果しかないため、根本的に改善される治療薬はありません。なお、当クリニックでは上記に挙げたED治療薬の中から各々の患者様にあったED治療薬を医師が処方いたします。
なお、ED治療薬は保険適用外ですので、全額自費負担となります。
治療費について
- シルデナフィル錠50mg
- 1,000円/1錠
- タダラフィル錠20mg
- 1,200円/1錠
初診の方は初診料として1,000円頂戴いたします。
副作用について
副作用については、薬の種類に関係なく顔のほてり、目の充血、鼻づまり、頭痛、動悸などの症状がみられます。服用によってこれらの症状が現れた際には、速やかに医師へご相談ください。必要に応じて、薬を減量する、投与を中止するなどの処置を行います。
以下のような症状のある方は一度ご相談ください(例)
- 勃起をすることが全くない。
- 勃起はするが短時間、あるいは途中で萎えてしまう。
- 満足のいく性行為ができない。
- 勃起時の硬さがやわらかくなっている。
- 一度萎えると、再度の勃起が困難である。
- 勃起に時間がかかる。など
埼玉県さいたま市大宮区桜木町1-266-12 Grandio Sakuragicho3階
- 院長
- 林達郎
- 日本泌尿器科学会専門医 指導医
- 日本泌尿器科学会泌尿器腹腔鏡技術認定医
- 日本内視鏡外科学会腹腔鏡技術認定医
- 診療内容
- 泌尿器科 内科
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日祝 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
9:00~ 12:30 |
〇 | 〇 | 〇 | - | 〇 | 〇 | - |
15:00~ 19:00 |
〇 | 〇 | 〇 | - | 〇 | - | - |
休診日:木曜日・土曜日午後・日曜日・祝日
初診の方の最終受付時間は18時となります。
再診の方の最終受付時間は18時30分となります。